ひとつ山越え

『何か抱っこしているような感じがする、膝に載せて遊ばせるようなコミュニケーション。距離がとても近くて、タテマエとかもない。守らなければならない距離感のようなものがない感じ。』


久しぶりの幕張MTBコース。
ちゃんと走れるかな?

一周目。
草が青くて丈が伸びているのと、雨の影響でまだ土の部分が柔らかめなので、走った感触がいつもと違う。

さて。
問題の部分。
コースの中に一カ所、どうしても走れない部分がある。
以前、進む方向がちょうど目の死角に入ったため、コースアウト。
怖がって足を着こうとしたところ、足が届かずに転けてしまったことがあった。

普通の状態では、考えられないことばかり。


今日の目標は、この部分をクリアすること。

師匠からアドバイスを受け、走り出そうとするが、体が動かない。

怖い。
また転けたら、どうしよう。

でも止めたら、前には進めない。


しばらくして、やっと走り出す決心が付いた。

『もう、どうにでもなれ!』
と、トライ。


…どうにか下りられた!

気持ちの勢いが途切れないうちに、何度か繰り返してみる。


なぁんだ、大丈夫じゃん!

そうすると今度は、今までどうして出来なかったのかが、不思議(^^;

何て勝手な…


もし、目がこのままだったら。
こうして、乗り越えて折り合いをつけなければならないことが、また出てくるのだろうなあ。