春なのに

蠍座はハッキリした言葉を使う日、「歯に衣着せぬ」というか。逆に、言葉ではないもので強く意思を伝える人もいるかも。』

この春の日に、大きな事故。
数日前に、あの時間に、あのあたりを歩いていたのを思い出すと、おそろしい。
事故を起こした子は、十年くらい前に意識不明になるほどの事故にあって、その後遺症でてんかんになったそう。
トラックにはねられて頭蓋骨を骨折して、てんかんの発作が出るようになった人もいる。
一度検査して、問題なかったので安心していたけれど、いつか出るのかと不安になる。

今日来られた患者さんで、先生に初期の喉頭ガンを見つけてもらって助かりました、という人がいた。
それはもちろん良いことなのですが、ご自身の異変には気付かなかったのだな、と悔しいような複雑な気持ちになりました。

私は、どんな風にこの世を去るのだろう?

春なのに、こんなことを考えるのは、あの日がもうすぐやってくるからかもしれません。

この世に戻ってきた日。